2015年女子ワールドカップに向けて
今年5月にベトナムで開催されていた、
AFC女子アジアカップで、日本代表は初優勝を果たし、
来年カナダで行われる、”FIFA女子ワールドカップ” への、
出場権を獲得したことは記憶に新しい。
6月のブラジルワールドカップに参加する、
男子日本代表にもいい影響を与えるのではないだろうか。
やはり代表というのは内容はもちろんだが、
勝利してナンボだということを、今回の女子代表はあらためて示してくれた。
来年の女子ワールドカップは、参加チームがこれまでの、
16から24へと拡大され、レベルが上がりより厳しい戦いとなるだろう。
逆に昔の男子の様に、成績によっては、
予選リーグ3位でも決勝トーナメント進出の可能性があるため、
体格と体力で他国に遅れをとる日本にとっては、
予選の結果を見て、主力を休ませることができるといった利点もある。
前回ドイツワールドカップでの優勝には、
喜びと驚き両方の感想があったが、
大会参加前の佐々木監督の著書を読むと、
”優勝” を意識して、大会に臨んでいたことが分かる。
そこに、男子代表との大きな差が横たわっているように思えてならない。
来年のワールドカップに向け、
なでしこジャパンはどのような目標を掲げるのだろうか。
世代交代を進めながら、
また日本中を熱狂させた快進撃を見せてもらいたい。